連絡先のタブと Companies タブ
PixWork が新規作成したスプレッドシートは、Contacts(連絡先)・Companies(会社情報)・_pixwork_map(列の対応表)の3つのタブでできています。このページの表は、その Contacts タブの既定の列構成です。
いま使っているシートを接続した場合は、連絡先データのタブ名も列見出しも自由です。 _pixwork_map に書かれた対応表が、あなたの列見出しと下の20項目を結び付けます。つまりこの表は、そのときの割り当て先の一覧としても読めます。
Companies タブは、どちらの場合も名前と列が固定です。会社情報の同期に必要で、シートに無い場合やヘッダー行が空の場合は、ユーザーの同意を得たうえでアプリが用意します。一方、ヘッダーが既に書かれていて列構成が一致しない場合は、上書きされず、同期は何も書き込まずに停止します。
アプリから新規シートを作成すると、3つのタブとヘッダー行が自動で用意されます。いま使っているシートを接続した場合に追加されるのは _pixwork_map タブ・Companies タブ・行識別用の ID 列だけで、既存のタブ・列・並び・値は変更されません。
連絡先の列 — 対応表で結び付ける
PixWork が作成したシートの Contacts タブは、下の20列を既定の並びで持ちます。_pixwork_map には、この並びがそのまま対応表として書き込まれています。
列を並び替えても、間に独自の列を挿入しても同期は動きます。 対応づけは列の位置ではなく見出しの名前で解決されるためです。照合のときは、全角と半角、大文字と小文字、前後の空白の違いが吸収されます。
見出しの名前を変えたときは、_pixwork_map 側も同じ名前に直してください。 対応表が指す見出しがデータのタブに見つからない場合、PixWork は列を推測せず、理由を示して同期を止めます。
| 列名(ヘッダー) | 既定位置 | アプリ側 | 同期の挙動 |
|---|---|---|---|
| Name | A | 編集可 | 同定キー。アプリ優先(空欄なら上書きしない) |
| Job Title | B | 編集可 | アプリ優先(空欄なら上書きしない) |
| C | 編集可 | 最優先の同定キー。アプリ優先 | |
| Phone | D | 編集可 | アプリ優先。比較は数字のみ・末尾9桁 |
| E | 編集可 | アプリ優先 | |
| Website | F | 編集可 | アプリ優先 |
| Address | G | 編集可 | アプリ優先 |
| Status | H | 表示のみ | シート側が100%優先。ドロップダウン |
| Assignee | I | 表示のみ | シート側が100%優先 |
| Next Action Date | J | 表示のみ | シート側が100%優先 |
| Event Name | K | 編集可 | アプリ優先 |
| Met Date | L | 編集可 | アプリ優先。日付書式の揺れは同値扱い |
| Created Date | M | 表示のみ | 既存値を維持 |
| Labels | N | 編集可 | アプリ優先。カンマ区切り、順序と空白の差は同値扱い |
| Company Name | O | 編集可 | Companies シートとの連携キー。同定キーの一部 |
| P | 編集可 | アプリ優先 | |
| Q | 編集可 | アプリ優先 | |
| R | 編集可 | アプリ優先 | |
| LINE | S | 編集可 | アプリ優先 |
| Last Updated By | T | 表示のみ | 最後に同期した人のメールで上書き |
「アプリ優先」は、スマホ側に値がある場合にシート側へ書き込むという意味です。スマホ側が空欄の場合、シート側の値が消されることはありません。
Status の選択肢と、チームの言葉
Status 列(H列)には、アプリがシートを作成した時点で次の6つの選択肢がドロップダウンとして設定されます。シート側でこれ以外の値を入れても構いませんが、アプリ側の表示は英語のこの値を基準にしています。
Uncontacted— 未対応Contacted— アプローチ中In Progress— 商談中Won— 成約Lost— 失注Deleted— シート側でこの値にすると、対応する連絡先がアプリ内で削除済みになり、一覧から消えます。スマホの電話帳(OS連絡先)からは消えません
Deleted の効果は PixWork の中にとどまります。OS 連絡先の扱いは「OS 連絡先へ保存する」にまとめています。いま使っているシートを接続した場合は、_pixwork_map の pixwork_status の表に、チームで使っている表記(「見込み」「商談中」など)と上の6つの対応を書けます。書いておくと、PixWork は英語の値をあなたの列へ持ち込まず、宣言された表記のまま読み書きします。削除にあたる表記を書いた行は、削除として同期されます。
Companies シート — 位置で対応づけ(順序の変更は不可)
Companies シートは Contacts と挙動が異なります。先頭14列が、下の順序どおりに完全一致している必要があります。 列名の変更、並び替え、列の削除、途中への列の挿入、いずれも「非互換」と判定され、同期は書き込みを行わずに停止します。
15列目以降は自由に使えます。ユーザーが独自に追加した列は、読み取りも書き込みもされず、空欄にされることもありません。
| 位置 | 列名(ヘッダー) |
|---|---|
| A | Company Name |
| B | Industry |
| C | Size |
| D | Website |
| E | Summary |
| F | Conversation Starters |
| G | Strength 1 Title |
| H | Strength 1 Detail |
| I | Strength 2 Title |
| J | Strength 2 Detail |
| K | Strength 3 Title |
| L | Strength 3 Detail |
| M | Latest News |
| N | Last Updated |
F列の名前は Conversation Starters です。古い資料やサンプルには Deep Insights と書かれているものがありますが、それは旧名称です。この列名が違うと Companies シート全体が非互換になります。
なぜ Companies だけ順序が厳格なのか
連絡先の列は対応表を手がかりに読み書きしますが、Companies は列の位置を直接使って読み書きします。そのため、位置がずれていると別の列に値を書き込んでしまいます。_pixwork_map の対象外なのはこのためです。
これを防ぐため、PixWork は不一致を検出した時点で、一切書き込まずに停止します(fail-closed)。データを壊すより、同期が止まるほうが安全だという設計です。同期が止まったときは、この列順を確認してください。
同期される範囲と、値の比較ルール
- 対象バージョン 1.1.2 では、同期対象は直近90日以内に更新された連絡先です。それより古い連絡先は同期されません
- 行の同定には、まず行識別用の ID 列(既定
_pixwork_id)を使います。 ID がまだ付いていない行は、Email があれば Email だけで判定します。氏名や会社名が違っていても、Email が一致すれば同一人物として扱われます - Email が空の場合に限り、氏名 + 会社名の組み合わせで判定します。 つまり Company Name が同定キーになるのは Email が無いときだけです。同姓同名でも会社が異なれば別人として扱われます
- 電話番号の末尾9桁比較は、電話番号フィールドどうしが同じ値かを見るためのものです。 ハイフンの有無や国番号の違いを吸収して同じ番号と判定しますが、人物の同定には使いません。 電話番号が一致しても、それだけで同一人物とはみなされません
- 日付は年から始まる書式(
2026-08-04/2026/08/04/2026.08.04)のみ正規化されます。7/8/2026のように月日か日月か判別できない書式は、推測せずそのまま文字列として扱われます - Labels はカンマ区切りで、順序の違いと前後の空白は同じ値として扱われます
いま使っているシートを接続する場合、日付列が 7/8/2026 のような曖昧な書式になっていないか確認してください。年から始まる書式に揃えておくと、不要な競合を避けられます。