1. PixWork でできること
PixWork は、名刺を撮影して連絡先として保存するアプリです。読み取りは AI が行い、その結果を自分で確認してから保存します。
保存した連絡先は端末内に保存されます。そこから先、Google Sheets への同期と、端末の連絡先への保存は、どちらも使いたい人だけが有効にする追加機能です。どちらも使わずに、名刺の読み取りと端末内での管理だけに使うこともできます。
できることの範囲はこのガイドに書いてあるとおりです。書かれていない機能を期待して運用を設計しないでください。
2. インストールとログイン
PixWork は Google Play からインストールします。App Store 版は準備中です(公開時期はストアの掲載状況を確認してください)。
起動したら Google アカウントでログインします。ログインは必須です。この時点で要求されるのは氏名・メールアドレスなどの基本情報だけで、Google ドライブや Google Sheets への許可はまだ求められません。
3. 名刺を読み取る
カメラ画面で名刺を撮影します。モードは3つあり、最初は「1枚ずつ(Single)」で構いません。
- 1枚ずつ(Single) — 撮影後にプレビューが出て、確認してから解析します
- 一括(Batch) — 机に並べた複数枚を1回の撮影で読み取ります。同時に読み取れる枚数はカメラ画面の案内に表示されます
- 保存のみ(Save Only) — AI 解析を行わず写真だけを保存します。通信がない場所でも使えて、あとからまとめて解析できます
「1枚ずつ」のプレビュー画面では「AIで解析する」「あとで解析」「撮り直す」を選べます。ピンぼけに気づいたらこの時点で撮り直せば、解析の枠を消費しません。
4. 読み取り結果を確認・修正する
AI の読み取り結果は、保存する前に自分で確認する前提の設計です。 名刺の文字が不鮮明だったり、項目が入れ替わって認識されることがあります。氏名・会社名・電話番号・メールアドレスは、毎回目で確認してください。
違っていればその場で直せます。保存したあとから編集することもできます。
AI は名刺に書かれていない情報を補完しません。読み取れなかった項目は空欄のまま保存され、必要になったら自分で書き足せます。
5. 端末内へ保存する
確認できたら保存します。連絡先データと名刺の画像は端末内に保存され、アプリの一覧から見られるようになります。
端末内のデータは、アプリを削除すると失われます。 端末を買い替える予定がある場合や、消えたら困るデータを扱う場合は、次の Google Sheets 連携を検討してください。
6. 必要なら Google Sheets へ同期する
Google Sheets 連携を有効にすると、連絡先を自分の Google スプレッドシートと双方向で同期できます。チームで同じシートを共有すれば、名刺情報を共有する使い方もできます。
有効にするタイミングで、Google Sheets へのアクセス許可を追加で求められます。詳しい手順と、シートの列の仕様は「PixWork の基本的な使い方」と「Google Sheets の列仕様」を参照してください。
Google Sheets 連携は任意です。有効にしなくても、名刺の読み取りと端末内での管理は使えます。
7. 必要なら OS 連絡先へ保存する
端末の連絡先アプリへの保存を有効にすると、保存した連絡先が「PixWork」という専用のまとまりとして端末の連絡先に書き出されます。着信時に相手の名前を表示したい場合や、メッセージアプリから連絡先を選びたい場合に使います。
これは PixWork から端末の連絡先への一方向の保存です。端末の連絡先アプリ側で編集した内容が PixWork へ戻ってくることはありません。
電話番号が登録されている連絡先だけが対象です。設定画面でいつでもオフにできます。
8. 既存のデータがある場合
すでに顧客名簿をスプレッドシートで管理している場合は、そのシートをそのまま PixWork につなぐことはできません。PixWork が要求する列構成に合わせる必要があります。
手順は「既存データの移行」にまとめています。作業を始める前に、必ず元のシートのコピーを取ってください。